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2012年10月16日火曜日

 核分裂生成物と魯迅箴言


  つねに、現状を分析し、改革、革新すべきものを精査して、改めることの勇気を持つ者が多い民族こそ、長い地球上の歴史の中で生き延びてきた人類の知恵ともいうべきものです。いま、こうしたなか、日本そして日本人は、かつてない危機に立っています。戦争のためではなく、平和のためと称してエネルギーを供給してきた原子力とそこから発生した核分裂生成物という天然に存在しない放射性廃棄物によって消滅の危機に立たされています。

 地震や津波の被害だけなら再起・復興は可能かもしれません。しかし、核分裂で生ずる核分裂生成物を無害化する科学技術がいまだに見つかっていません。気の遠くなるような長い時間をかけて無害化するまで保管・貯蔵管理するしかないからです。それでも、こうした危険をかえりみず、現状の一時的なエネルギー確保のためだけに狂奔している姿がいまの日本です。現状を思い起こすたび、魯迅の箴言が心に響いてきます。 
 

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