中央口に車で移動し、登山道を100メートルほど登ったところに柴谷君が去年発見した姫布袋ランの自生している場所があるという。途中、道端に紫色のちいさな菫が咲いていた。可憐な花だった。
左手下に川が流れるヒバ林の土手にその場所があった。しかし、姫布袋ランは見当たらなかった。盗掘されたのだろう。まさに絶滅危惧種だけに、道路から100メートルの近さなら、仕方のないことかもしれないと諦めた。
帰り道、奥内宮田の北の時計台工場に寄って餃子一袋(800円)買い、沖館篠田のジターヌで今井啓子さんから珈琲豆(1000円分)を挽いてもらったあと、サイフォンのアルコールを買いに西滝のホームセンターに行こうとして国道に出た。そのとき、小向善五郎君のまるじゅうラーメン前で車を停めている鈴木彰君の姿が見えた。店に貼紙「しばらく休みます」とあり、病気なのかしら、と三人で立ち話をした。三人一緒にホームセンターへ行き、アルコールを買ったあと、よっちゃんの所へ行ってみようよ、ということになり、鈴木君が先導して合浦までむかった。
よっちゃんは未明から9時過ぎまでの仕事のあと、朝食をとり、仮眠をして午後2時過ぎに起きたとかで、カバたちが店に行った時は二階で昼食中であった。5分もたたずに昼食をすませ、珈琲をもってよっちゃんは店へ降りてきた。新聞店の作業場で、4人で近況報告会となった。鈴木君はスペイン・マドリードへ1年間留学したほどのスペイン友好家で塾講師。数学科出のコンピューターメンテ技術者の柴谷君とは大の仲良しだ。姫布袋ランの話、柴谷君が1時間で1500メートル泳ぐスイミングの話、鈴木君のスペイン留学中の話、鈴木君は将棋、柴谷君が碁が得意でその話題となった。それから、よっちゃんは新聞社主催の将棋名人戦の話、といった具合で、カバはほとんど聞き役であった。そうしているうちに、4時になってしまった。
事務所まで柴谷君に送ってもらい、「きょうはとても楽しかった」と別れたのは、4時20分であった。事務所で、お湯を沸かし、ドリップで珈琲を飲んでいるともう5時になっていた。
ヒメホテイラン(姫布袋蘭)
ラン科、ホテイラン属の多年草。山地帯~亜高山帯の針葉樹林下に生える。葉はしわがあり縁が縮れて花茎の根元に1枚つけ、大きさは2~4cm。高さは10~15cm。花は紅紫色で微かな芳香を放ち、本州中部に生えるホテイランの基本種とされる。青森県、北海道に自生し、森林開発や盗掘で数が激減している。青森県ではヒバ林下に生え、「ヒバ林の妖精」と呼ばれている。花名は唇弁の形が七福神の布袋様の腹に似る事による。(net、webから抜粋させていただきました)
青森県では最重要希少野生生物Aランク、絶滅危惧Ⅰ類に選出され、環境省カテゴリでも絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

0 件のコメント:
コメントを投稿