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2013年4月18日木曜日

青森は世界に誇れるものが二つある

 カバは先の市長選挙で、鹿内博市長を支援する勝手連「市民のための市政をつくる会」の政策宣伝カーに乗って、40ヶ所くらいで、車を降り、街頭から市民に訴えた。その内容を少し紹介しようと思う。なかには、最後まで耳を傾けてくれた人もあるが、とりとめのない話なのでしょうがないけれど、たいていの人は、ちょっと節目がちか、知らない男がなにかしゃべっているなといった風に一瞥をくれるだけで通り過ぎて行った。それでも、けっこうな数の人から「わたしも応援しているので、頑張って」と励まされたりして、勝利を確信する場面も何度かあったが、それが勝利につながっているという実感までにはいたらなかった。そんな一週間の選挙だった。
 「市民の皆さん、私たちは鹿内博さんを応援している勝手連『市民のための市政をつくる会』です。私たちは名もない、お金もない、地位も権力もない、普通の市民で勝手連をつくりました。かくいう私は年収130万円にも満たない貧乏な年金生活者です。
 私からみれば、月額報酬に政策調査費、それに日当の費用弁償も加えれば年収1000万円を超える市議会議員の年報酬は高過ぎると思います。議員には議員なりの生活実態もあろうかと思いますが、市民感覚、とりわけ私のような小額年金生活者からみればやはり高いのではないでしょうか。また、市長や副市長などの特別職や管理職の市職員はこれまでも報酬・給与の減額は行ってきているようですが、非管理職の一般の市役所職員は国家公務員の給与削減化にあっても削減は行っていません。それは、私が市役所職員であったのでわかっています。
 市職員の給与が国の人事院勧告に従って、この十数年年収規模で下がっているのは事実です。しかし、国からの職員給与の財源である地方交付税が平成25年度から減額されるなかにあって、非管理職の市職員の給与に手をつけざるを得ないのは、市の財政を預かっている市長としては当然だと思うのです。この問題については、市長は当選後、市長と職員団体である組合ときちんと団体交渉をしてもらいたいと思っています。市長の真意は、選挙前にあえて市民に、そうしたことを明らかにして、特別職や議員だけでなく、一般職の職員も一体となって、市の財政に取り組むという姿勢を表明したものと私たち勝手連では受け止めています。
 2期目の市長選挙に臨むに当たって、鹿内さんは2つの目標と9つの重要プロジェクトを掲げ、161項目にわたる具体的なマニフェストを示しています。私たち勝手連のメンバーはそのすべての項目に賛同しているわけではありませんが、それぞれの会員が、いくつかの項目については何としても実行してもらい、成果をあげてほしいと、勝手連に結集しているのです。市民のみなさんも、鹿内さんのマニフェストの中で、これだけは何が何でも実施してほしいという政策があれば、私たちと一緒に行動し、声をあげてほしいと思います。その行動のひとつが投票行為で、市民ひとり一人の声を民意につなげていってほしいのです。
 さて、青森市民として生まれ、育ち、高校まで学校教育を受け、そしてふるさと青森に戻って就職し、さらには市役所職員として働いた経験のある一市民として、勝手連の私が市民の皆さんに訴えたいのは、鹿内さんも全く同じ市民感覚を持っている人だということです。鹿内さんは、33歳で市会議員になり、その後、県議会議員、市長になっても、私が知った頃と何ら変わりなく、私たちのとなりにいる親しみやすい市民なのです。肩書をかさにきて、えばったり、命令したり、数と権力で理不尽なことをしたり、さらには怒鳴ったりしない、とても真面目な、やさしい人です。いまは、困難な時代に、日本も、この青森市も直面しています。そうした時代、市長にふさわしい人は、一般市民とおなじ目線で、こどもたちが幸せになれば、おとなもお年寄りも、障害のあるひとたちも、みな幸せになれると訴えてきた鹿内さんしかないのではないでしょうか。
 青森市は日本で、そして世界に誇れるものが二つあると勝手連の私は思っています。その第一が水、水道水です。市外にでてみて、とりわけ県外に行った時、いつも青森の水のおいしさを実感できます。青森市の水道水は日本一おいしい水です。それは八甲田の自然がはぐくんだ水だからです。鹿内さんは市会議員になる前から、いまもずうっと八甲田の自然と水源をまもる市民運動の先頭に立ってきました。市長になってからも、彼の信念にもとづいて青森市の水を守るために頑張っています。青森市の水道水が如何に安全でおいしいかは、北京に行ってみれば、またニューヨークに行ってみれば、本当によくわかります。
 しかし、残念なことがあります。私たち市民は、家庭でも街でも、このおいしい水の恩恵によくすることができます。しかし、私が市役所の本庁舎で働いていた時、水道水を一度も飲んだことはありません。それは、市庁舎がそれだけ老朽化して、水道管が腐食し、屋上の貯水タンクも傷み、かつて老廃物が溜まっていたことがあったと聞いたからです。
 市長室の来客に出すお茶の水は、沸騰させてから使っていますが、美味しいと思ったことは一度もありません。職員は、冷房のない、通風環境が悪く、暗くてじめじめした事務室で、日本一、いや世界一美味しい水を飲めない中で仕事をしているのです。耐震診断に基づく改築ももちろんですが、水が飲めない庁舎が一番のネックなのです。
 市庁舎は市の顔です。その市庁舎は震度5強以上で倒壊のおそれがあるだけでなく、いまも毎日、水を飲めない庁舎なのです。市民の皆さんが市庁舎を訪れても、また観光客をはじめ市外の来客の皆さんが市庁舎を訪れても、おいしい水を蛇口からそのまま飲むことができないのです。これが、市庁舎の建て替えを急いでもらいたいという、勝手連の私の一番の願いです。
 私が青森市を誇りに思っているもうひとつが、ねぶたです。鹿内さんのことを「ねぶた市長。ねぶたしかない市長」と揶揄している新聞社があるようですが、勝手連の私もこれまで、ねぶたとともに育ってきたような気がしています。これまでも、これからも、ねぶた祭りはますます市民のものとして、こどもたちにしっかり伝承していかなければならないと思っています。
 このように青森には、世界に誇れるものが二つあります。グローバル化時代にあって、世界に誇れるものが二つもあるのは素晴らしいことだと思っています。そのことを私たちは、子に伝え、孫につたえ、ひろく日本に、そして世界に発信していくべきだと思います。
 鹿内博さんを応援する勝手連の一会員で、ただの普通の市民である私は、青森の誇りをさらに次世代につなげるために、今次の市長選挙にあたり市民の皆さんにこのことを心から訴えたいと思います。」

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