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2012年6月15日金曜日

「ペルガモンの鞄を捨てるな」が遙56号に掲載さる

同人誌「遙」の第56号ができてきた。あと4号、おそらく来年の初夏をもって60号終刊となるはずだ。1991年の知事選を戦った金澤茂弁護士とその同志がその後も、10年間変わらず活動を続けるなか、反権力、反核燃、護憲への思いを記録し、綴ろうとしてできたのが、同人誌・文団「遙」であった。それは、ちょうど10年前の、2002年5月のことだった。あれから、10年が経った。ほぼ隔月で小誌を出し続け、ついに56号までこぎつけた。これはひとえに代表で、編集もされている金澤弁護士の賜物である。
 編集後記で金澤代表も書いているように、「同人誌としての遙の特色は論説とエッセーにある」のはカバも百も承知である。それだけに、終刊がはっきりと意識し始めてから、カバには「遙に創作の頁をもらい、そこに小説を書こう」という気持が強くなった。だれに評価されなくても、遙の火が消えるまで、遙に小説を発表した者がいたと、記録にとどめてもらいたいと強く願うようになった。
 今号も、カバはへたくそな小説を書いた。「ペルガモンの鞄を捨てるな」という原稿用紙換算で43枚くらいの短篇だ。遙の名を汚さないように、いまあるカバの渾身の力を籠めて書いたつもりだ。同人誌「遙」には小説も載っているとわかってもらえれば、少し嬉しい気がする。
 金澤代表がいうように、今号も凄い内容だ。カバの小説などない方がいいとは思う。それでも、残り4号、カバは命を削るように、遙に小説を書き続けて終わるつもりだ。

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