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2012年5月16日水曜日

リスボン行き夜行列車

スイスの作家パスカル・メルシエの世界的なベストセラー小説『リスボンへの夜行列車』を読んでいる。本の中味は哲学的な文献ー学者ムンドウスの哲学的な物語(学校へ向かう途中、橋から飛び降りようとする謎の女性を助け、その女性との出逢いがきっかけで、ムンドウスはすべてをなげうってリスボン行きの夜行列車に乗る)なので、それはさておいて、いくつかの箴言・名言をみつけたので書き留める。

我々が、我々の中にあるものの
ほんの一部分を生きることしか
できないのなら
残りはどうなるのだろうか?― アマデウ・デ・プラド

我らの人生は
死である海へと
向かう川だ ― ホルヘ・マンリケ

我々はみな、所狭しと並んでだらしなくぶら下がるぼろ切れから成っているに過ぎない。それぞれのぼろ切れは好き勝手にはためいている。だが、それゆえに、自身と他人とのあいだにあるのと同様、我々と我々自身とのあいだにも多くの相違があるのだ。 ― ミッシェル・ド・モンテーニュ

我々のひとりひとりが、いくつもの存在、多くの存在であり、己自身に満ち溢れている。それゆえに、自身の周囲を軽視する者は、周囲に喜ぶ者、または周囲に苦しむ者とは同じではない。我々の存在という広大な領域には多彩な種類の人間たちがいて、それぞれ異なった考えを持ち、異なった感じ方をする。 ― フェルナンド・ペソア

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