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2012年2月7日火曜日

昨日の続き「原発から出る処理できない廃棄物」

昨日に続き、「原子力公害」の第8章「処理できない放射性廃棄物」の続きだ。

「電気出力千メガワット(100万キロワット)の大きな原子力発電所は、1年間に25メガトンのウラン原爆と同じ量のストロンチウム90やセシウム137、その他の放射性同位元素が生成されることになる。したがって、すでに発注済みの原子力施設は、超大国が大気圏内核兵器実験で生み出したすべての放射能の十倍もの放射能を毎年生み出すことになるだろう。2000年には、この放射能が核兵器実験の百倍にもなるような計画になっている。もし、これらの放射性物質が生物圏から隔離されなければ、私たちはすべての核兵器実験を合わせた以上の放射能を、数年の間に、場合によっては、毎年毎年環境に放出してしまうことになる。不幸なことに、この原子炉の放射性物質の、それとわかる程度の量が、環境や人体の中に入り込んでいる証拠が現在あるのだ。」
 そして、その実例として、メキシコの事例を紹介している。
「壊れたり、間違えられたり、忘れられたりした放射性の清貧の中には、ただちに重大な結果を引き起こすものもある。一例として、コバルト60線源を見つけた、メキシコの少年の場合を紹介しよう。強放射性のその線源は、少年には、金属のおはじき石のように見えたのであろう。彼はそれをポケットにしまっていた。当然彼は放射能によって病気となり、彼の母親は彼をベッドに寝かせた。母親は「おはじき石」を台所の引き出しに入れたので、今度は母親と少年の妹までもが病気になってしまった。それで母方の祖母が彼らの看病にやってきた。最終的には四人全員の死亡という結果であった。」と。
 この話は、昔よく広瀬隆さんが講演で話していたのを覚えている。

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