いまの日本はどこへ進もうとしているのだろうか。3.11大震災によって多くの犠牲者が出た。しかし、おなじ大震災による福島原発の事故で放出された放射能の影響で、福島県だけでなく、東北・関東をはじめ日本中からこれからどれだけ犠牲者が出るか測り知れない恐怖のさなかにある。1号機から3号機までの核燃料は、どうなっているのかいまだにわからないだけでなく、何十年かかっても、完全に除去できるのかどうかもわからないのだ。
福島第1原発の1号機から4号機までを廃炉にすれば済む問題でないのははっきりしている。とくに、青森県は核燃サイクル施設をはじめ、東通原発・大間原発などの原子力施設が目白押しである。
いま、日本では大江健三郎さんをはじめ多くの文化人・科学者が先頭に立って、「さよなら原発1000万人署名」を展開している。原発をやめるだけでなく、核燃サイクルとりわけ再処理工場にもさよならをしなければならない。
12月2日午後1時から、青森地裁で再処理工場の差し止めを求めた裁判の審理がある。裁判の後、記者会見をして、そのあと、さくら野デパート前で午後2時半から「1000万署名」の街頭署名活動も行うことになっている。
事故から8カ月経ち、国民にとって、事故の恐ろしさと、原発と放射能への拒絶感は変わらないものの、どこか目をそらさせ、政策転換への気運を薄めようという策謀に巻き込まれつつあるようにも感じされる。
そんな思いから、ボランティアで自分に何ができるか、自ら問いながら、青森署に道路使用許可の申請と受領に昨日と今日でかけた。
昨日カバは午後2時ごろ青森署に行った。その日、何かと署内はものものしかった。それもそのはず、青森署の巡査部長が10月下旬の下着窃盗事件で懲戒免職となり、午後3時過ぎには県警本部で記者会見が行われたからだ。カバはこの事件が原因で、着任数カ月の県警本部長の更迭につながったのではないかと勘繰った。
青森署への一般市民の来客用の駐車場は、ベイブリッジ浜通りの海側敷地で、約150メートルも離れていた。カバは昨日も、今日もその駐車場から青森署まで痛い足をひきずって往復した。昨日より、今日の方が冷たい風が吹いていたし、出がけにみぞれまで降った。気分の出ない初雪だった。
1枚の道路使用許可をもらうのに、2200円の申請料を支払い、しかも書類にどこも間違いがないのに、2日も足を運ばなければならない。当日に許可証を発行しないで、翌日発行とはいかにも役所仕事だと思う。
30分でできる仕事を二日がかりでやる効率の悪さ、警察行政の合理化が必要ではないかと思う。なぜなら逮捕、免職となった巡査部長の仕事は、午前中は主に統計データの打ち込みをし、午後は県警本部などの関係先に書類を届ける作業をしていたという。48歳の働き盛りだ。問題なのは、10月24日の月曜日の午後のことだ。この日、免職になった巡査部長は、青森署から8百メートルほど離れた県警本部の県警鑑識課に写真フィルムを届けた後、現像が終わるまでの待ち時間を使い、その自転車を使い犯行現場に向かったとされている。
これはおかしいと思う。青森署の業務から言えば、本当は翌日、巡査部長が現像写真を受領しに行き、当日はあと仕事がないのではないか。自転車で犯行に及び、そのまま帰宅する予定だったのではないか。勤務時間中の待ち時間をつかって犯行に及んだとすれば、大変なことである。これでは、本部長の更迭もしかたないだろう。
とにかく日本は借金が多いのだから、節約・倹約すべきだ。公務員の無駄を省くことから始めなければならない。

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