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2011年11月9日水曜日

家に籠ること10日

 カバは家をでたのは、この10日で二度だけだった。どちらもカバがいかなければならない約束だった。1日は堅調で待ち合わせで車で出かけた。もう1度は事務所の会合で、タクシーで出かけた。そのどちらも、翌朝は涙が出るほど、痛風の痛みに悩まされた。
 とくに、8日の朝はひどかった。7日の深夜、右足の痛みで目が覚めた。というより、横になっていられなくなったという方が正解だった。 
 あまりの痛さに涙さえ出た。結局、6時に起きて、ストーブにあたりながら、右足をさすり傷みをこらえていた。出勤前の三男が憐みをこめて、「病院に行かないから、そんな状態が続くんだ」と吐き捨てるように言って会社に出かけて行った。
 水、お茶、珈琲をのんで、痛み止めのバッファリンを女房にもらい、午前中は居間の隣の洋間のソファーで毛布をかけて眠った。バッファリンの効果があったのか、午後から右足の痛みは治まり加減となった。すこし、眠った。しかし、今までの経験から安心はできなかった。
 夜、眠る前にメールを開いたら、青柳さんから「名医を教える」との嬉しい知らせが入っていた。藁にもすがる思いで、「是非おねがいします」と返信して、早い寝床に入った。
 布団に包まってみて驚いたことに、右足の痛みは嘘のように消えていた。いっぱい夢をみた。
 今朝も、起き上がりはつらかった。体重は10キロも減って、90キロになっていたが、起き上がりの最初は、右足は不安でつけない。左足でついて起き上がったものの、右足はやはり痛い。しかし、昨朝から較べれば夢のようだった。手すりにつかまらなくても歩行ができるようになっていた。
 そんなわけで、左足に始まった痛風の痛みは右足に及び、いまは収束に向かいつつある。しかし、いつまた左足に移行しないとも限らないのだ。
 節制は当分続けなければならない。カバの節制は、痛風だけでなく、倹約にも効く。冗費を省き、節約になっているからだ。この10日間で使ったのは、7日のタクシー代千円のみ。
 一カ月続ければ、三千円。すなわち月三千円での療養療法だ。こんな安いことはない。これで、ダイエットに成功し、痛風からも解放されたら、ほんとに一挙三得だ。

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