問題は、開業医(眼科医?)が帰青した翌日の6日から9日まで、自らの医院で240人を診察し、8日の午後から学校医をしている県立高校で生徒350人を健診していたことである。なぜ中核市で保健所をもつ青森市が、その開業医の陽性が9日の夕方に判明した段階で、すぐさま対策本部を設置し、早急な対応策をとらなかったのかということである。
つまり、240人の患者、そして健診をうけた350人の生徒にたいする対応をとらなかったのか、ということである。その医院が10日から休診したのは開業医がコロナで入院したのだから当然だとしても、青森市が県教委と連絡をとり、10日金曜日のその高校を休校としなかったのかという疑問である。当該高校の生徒、それに父母にとっては、当然告知されてしかるべき事実ではないか。しかも、開業医が3日から5日の間に感染していたとすれば、コロナの陽性患者である医師と接触した患者・被健診生徒はどんな気持で10日以降過ごしているのだろうか。あまりに危機感の欠如といわなければならない。
しかも、9日には東京から出稼ぎにきていたデリバリーヘルス嬢が陽性にかかっていたことが判明した。出稼ぎ嬢は5人で、4日から8日まで市内のホテルに宿泊して営業していたという。しかも、この女性は5日間で30人に対して接客していたという。もちろん農耕接触者の特定は難しいはずだ。これについても、青森市が発表したのは10日である。青森市のこの隠蔽体質はいかがなものか。小野寺市長の責任はきわめて大きいといわざるを得ない。
今日の論語は、論語巻第三雍也第六篇第24章第1節「宰我問うて曰はく、『仁者は之に告げて井に仁ありと曰ふと雖も、其れ之に従はんか。』」です。
原文;宰我闻曰,仁者难告之曰井有仁焉,其从之也。(宰我聞曰,仁者難告之曰井有仁焉,其從之也。)
拼音;Zǎi wǒ wén yuē, rénzhě nán gào zhī yuē jǐng yǒu rén yān, qí cóng zhī yě.
通釈;宰我が問うて曰うには、「仁者は慈愛を行おうと心掛けておりますから、もし他人が詐って『井戸に人が落ちました』と告げてもすぐに自ら井戸の中に入ってこれを救いますか。」と。

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