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2015年11月7日土曜日

11月7日、燈心の如き白菊咲きにけり

 11月7日もタイトな一日でした。その前に6日のことを書かなくてはなりません。
 その6日金曜日は、11日の検診予定日が早まり、6日に変更になったことから、3日の朝から節制(暴飲暴食)することにして、結局、すっきりした体で検診に臨みました。結果は血圧115~71、血糖値97、ヘモグロビンA1c5.6と良好でしたが、体重だけは前月比1kg増の84.7kgでした。
 検診と1か月分の藥をもらい、約束通り、3時半からの北狄の先輩同人の東奥文学賞作家の青柳隼人さんとの面会の日でした。彼とは10月の合評会以来でしたので、その後の文筆について聞くことが主眼でした。青柳さんは、精力的に各文学賞に応募していて、それぞれの締め切りを念頭に作品を順序だてて執筆し、投稿していました。「文学に集中して、毎日、作品のことばかり考えている」と日常生活を力強く語ってくれました。大いに参考となり、刺激になりました。
 カバは毎日の日課の子規歳時、魯迅箴言365日、それに論語一日一章を基礎に、市民科学者としての勉強とその具現化(原子力防災)につとめながら、小説を書くトレーニングを続けていると青柳さんに語りました。青柳さんからは、いくつかの本と雑誌、とりわけ小野正文さんの女性の描き方の小冊子までいただきました。カバは女の気持ち、女のことをよく書けないのを、小野正文さんの小冊子で勉強しなさいと諭してくれたのでした。
 カバが「いっこうに上達しない川柳をそろそろ卒業したい」と弱音を吐くと、青柳さんは「感性を磨くために続けては」と、やさしく励ましてくれました。服部進先生亡き後、漸く小説の師匠に巡り合った感じがしたのでした。

 今日は午前中今村さんの所の「かなみの会」で、民芸研究家の成田さんから、ねぶたの由来、七夕とのかかわり、民衆の年間行事の一環としての祭、ねぶたの名称と田村麻呂伝説の真偽、ねぶたとねぷたと立佞武多の違い、地域とのかかわり、観光か市民のためか、たくさんの興味深い話を聞くことができました。来月5日は、ねぶた師の竹浪比呂央さんからの話も聞けるとあって、「ねぶた師伝蔵」を書こうと思っているカバにとってはまたとない機会となりました。
 午後は、おかじょうきの句会でした。席題が「金」、宿題「顔」、「とろとろ」、「自由詠」で計12句を投句しましたが、そのうち5句が抜かれました。とくに今月は、席題で「おふくろの彫金を入れたマッチ箱」が特選句に選ばれたのは望外のよろこびでした。席題はともかく、宿題はもっと句をつくる事前の準備が必要だとつくづく思いました。
 夜は、倉岡明子さんがつくった1989年の映画「夏休みの宿題は終わらない」の上映会でした。前作「六ヶ所人間記」同様、25年前に何度か観ている映画ですが、2011年福島第一原発事故を経験したいま、ほんとうに新鮮な気持ちで映画を観ることができました。今は亡き、若かりし頃の久保晴一さんの姿を映像で見て涙を禁じえませんでした。倉岡さんの連れ合いの監督の山邨さんも亡くなっていることも改めて思い起こしたのでした。

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