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2015年9月8日火曜日

9月8日、山もとのともし火動く夜寒哉

 今日は9月8日、火曜日です。115年前の今日、夏目漱石は、英国留学のため横浜港を出帆しています。そのことを聞いた正岡子規は、漱石が帰国するまで自分が生きていることができないと、悲しんでいたということです。

 魯迅は「長いこと教師をした人」のことをこう言っています。つまり、一般社会のことに疎くなっているので、別の仕事をすると、きまって失敗するものだ、といいます。どうしても仕事をしたいのなら、学者の良心でもって、商売人の手立てというものを学ばなければならないのに、そうした才覚のある教師はほとんどいないのだ、ともいっています。教師や公務員をした人で商才に長けている人はあまりいません。教師や公務員で定年退職後、商売に手を出して成功した人をみたことがありません。教師や公務員を早々に辞めて、芸能人や起業をして成功した人はたくさんいます。それだけに教師や公務員が如何に世事に疎く、時代感覚からずれているという証左ではないでしょうか。

 論語のなかで、孔子は北方人のことを、「飽食終日、心を用いる所なし」といい、南方人のことを「群居終日、言は義に及ばず」と評しています。魯迅と同じく、北方人は重厚だが愚鈍だとし、南方人のことは利口だが狡い、と言っているのとあい等しいような気がします。
 日本人についても同様なことがいえると思います。北国の人は、重厚で口が重く、暗く鈍重な感じであり、一方、南国人は利口で口も滑らかで、明るいけれどもどこか狡猾な感じがしないでもありません。

 教书以久,即与一般社会睽离,无论怎样热心,做起事来总要失败。假如一定要做,就得存学者的良心,有市侩的手段,但这类人才,怕教员中间是未必会有的。
 Jiāoshū yījiǔ, jí yǔ yībān shèhuì kuí lí, wúlùn zěnyàng rèxīn, zuò qǐ shì lái zǒng yào shībài. Jiǎrú yīdìng yào zuò, jiù dé cún xuézhě de liángxīn, yǒu shìkuài de shǒuduàn, dàn zhè lèi réncái, pà jiàoyuán zhōngjiān shì wèibì huì yǒu de.
  「学校の教師を長くしていると一般社会と食い違ってくる。たとえどんなに熱心な教師であっても、仕事をすると、まず失敗になる。もし、どうしても仕事をしたいなら、学者の良心をもって、商売人の手段を学ばなければならない。ただし、こういった才能をの人は、たぶん教師の中にはほとんどいないはずだ。」

 北人的优点是厚重,南人的优点是机灵。但厚重之弊也愚,机灵之弊也狡,・・・・就有闲阶级而言,我以为大体是的确的。
 Běi rén de yōudiǎn shì hòuzhòng, nán rén de yōudiǎn shì jīling. Dàn hòuzhòng zhī bì yě yú, jīling zhī bì yě jiǎo,jiù yǒu xián jiējí ér yán, wǒ yǐwéi dàtǐ shì díquè de.
「北方人の優れている点は、重厚さである。南方人の優れている点は機敏さである。しかし、重厚の弊は愚かさであり、機敏の弊は狡いことである。有閑階級についていえば、大体において確かにその通りだと私も思う。」

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