過去 1 週間のページビュー

2014年5月1日木曜日

雪柳と廃炉

我が家の雪柳の白が目に焼き付いている。



朝日新聞

「廃炉検討」言及相次ぐ 老朽化原発、負担見極め 電力4社

2014510500

 運転を始めて40年前後経過した原発について、関西、中国、四国、九州の4電力社長が30日までに、廃炉にするかどうかを検討する考えを表明した。東京電力福島第一原発事故で規制基準が厳しくなり、老朽原発を維持するには巨額の設備投資が必要だからだ。一方で数十年かかる廃炉のコスト負担は重く、各社は難しい選択を迫られている。

 「今年の秋ごろまでに判断したい」。関西電力の八木誠社長は30日、2014年3月期決算の記者会見でそう述べ、運転開始から40年を超える福井県美浜原発1、2号機の存廃を検討する考えを明らかにした。

 来年10月に稼働から40年を迎える佐賀県の玄海1号機をもつ九州電力の瓜生道明社長も同日、廃炉にするかどうかを「秋口までに判断したい」と明言。「投資額と負担との関係を勘案する」とし、運転を続けるための安全対策費や再稼働した場合に軽くなる燃料費負担などを見極める考えだ。

 同じく運転開始から40年の島根県の島根1号機を抱える中国電と、37年の愛媛県の伊方1号機を抱える四国電力の両社長も決算発表の会見で、廃炉にするかどうかの検討を始める考えを示した。

 背景には、福島第一原発事故を受け、原発を動かし続ける基準が厳しくなったことがある。

 昨年7月に施行された改正原子炉等規制法では、運転年限のなかった原発の稼働期間が原則40年になった。電力会社が希望すれば、40年を超えて例外的に1回に限り最長20年間延長できるが、原子炉や建物の劣化を細かく調べる特別点検をクリアし、新規制基準を満たす必要がある。

 16年7月時点で40年を超えている原発の運転を延長したい場合、来年7月までに原子力規制委員会に申請しなければならない。こうした原発は7基あり、各社は延長を申請するかどうかの判断を迫られている。

 ■料金上乗せ、高い壁

 廃炉を決めても、待ち受けるのはいばらの道だ。

 経済産業省によると、廃炉費用は1基あたり約500億円(平均)かかる。廃炉作業には25~30年かかるとされる。発電費用と同じように、電気料金に上乗せすることもできるが、一般家庭に負担増を求める料金値上げのハードルは高い。

 電力各社は原発事故が起きるまで、約60年間動かすことを想定していた。長期間、安定して発電できることが、原発を「経済的な電源」と位置づけてきた根拠だった。動かして40年前後で廃炉にすれば、設備投資などの経営計画は大きく変わり、原発は「低コスト」とも言えなくなる。

 廃炉には、「放射性廃棄物」をどう扱うかも大きな課題だ。放射能が強い原子炉内の設備や制御棒などは、地下50~100メートルに埋めて捨てることになっているが、処分場のメドはない。搬出先が見つからないうちは作業が滞る可能性がある。

 すでに決まった福島第一原発廃炉には1日約5千人がかかわり、少なくとも40年間を見込む。地元には福島第二原発廃炉を求める声もあるが、東電の広瀬直己社長は30日の会見で「県民の意向や国のエネルギー政策を踏まえて判断する」と明言を避けた。

 ■老朽化が進む原発

電力会社  原発名    運転年数

関西   美浜1号機   44年

     美浜2号機   42年

     美浜3号機   38年

     大飯1号機   35年

     大飯2号機   35年

     高浜1号機   40年

     高浜2号機   39年

中国   島根1号機   40年

四国   伊方1号機   37年

九州   玄海1号機   39年

日本原電 東海第二    36年

     敦賀1号機   44年

東京   福島第一5号機 36年(廃炉

     福島第一6号機 35年(廃炉

     福島第二1号機 32年(廃炉?)

     福島第二2号機 30年(廃炉?)

     福島第二3号機 29年(廃炉?)

     福島第二4号機 27年(廃炉?)

 ※運転年数は2014年から運転開始年を引いたもの

0 件のコメント: