今日は7月3日水曜日です。今は小雨が降り、肌寒いくらいの風が窓から吹き込んできます。淡い青緑の紫陽花の花が雨に打たれ、頭を垂れ揺れています。この雨が農家にとって恵みの雨となりますように。
カバは5時45分に起き、まだ雨が降り出す前の6時に西滝川の遊歩道を散歩しました。いつ雨が降り出すかわからない天気に散歩の人もいつもより少なめでした。昨日より30分早い散歩でしたが、西滝川に三組の鴨の番いが棲んでいて、昨日は九羽ずつ小鴨が親鴨に見守られて泳いでいましたが、今朝はまだ眠っているのか見当たりません。ひと組の親鴨だけが時間をもてあましているかのように水量が極端に少なくなっている川の真ん中に立っていました。上前田橋、前田橋、三右衛門橋の三つの橋の両側を往復して歩くのですが、途中、何度も立ち止り、川面を見ましたが小鴨も鯉も見当たりません。鯉も小鴨も雨が降るのを待っていたのでしょう、きっと。
散歩から戻り、珈琲を淹れ、新聞に目を通しました。
国の商用原発以外の原子力施設に関する規制基準を検討している原子力規制委員会の有識者チームは2日、核燃料サイクル関連施設の新規制基準骨子案を示しました。日本原燃の六ヶ所再処理工場は10月完工、リサイクル燃料貯蔵(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)も10月事業開始を目指していますが、その使用前検査受検の前提となる新基準の概要が2日に漸く示されたのでした。
しかし、これはまだ骨子案の段階にすぎず、この骨子案についての有識者会合での議論はこれからとなっています。今後さらに具体的な新基準の中身が示されることになっています。
規制委は今後も議論を続け、意見公募(パブリックコメント)を経たうえで、新基準は12月までに施行する方針です。
規制委では新基準に適合しない限り使用前検査を実施しない方針で、日本原燃が目指す再処理工場の10月完工(現在96%の進捗率)、事業開始は事実上不可能な状況です。したがって、新基準施行後に新基準に適合しているかどうかの申請(適合審査に8カ月くらいを要するとされる)を行い、そのうえで適合すると判断されて初めて、使用前検査を受けることになるので、事業認可と事業開始は早くても来年秋以降になると予想されます。
今回、新基準骨子案で六ヶ所再処理工場に対策を講ずるよう求めた内容は、設計基準と重大事故対策の二つに分類されました。まず、設計基準では、地震・津波だけでなく、その他の自然現象についても最も重大な事態を考慮し、テロの発生や化学薬品が漏洩した場合を想定し、安全性がが損なわれないような設計を求めています。
重大事故(過酷事故)の定義は、「放射性物質、放射線が著しく外部に放出する」こととし、冷却機能の喪失や水素爆発、火災による爆発、臨界などが、重大事故に至る恐れがある事故と断定しています。
そのうえで、事故後1週間は外部からの支援がなくても事故対応できるように、予備品や燃料などの備蓄、常節とは異なる冷却、消火設備の配備なども対策として例示しました。
また重大事故に対し、マニュアルをあらかじめ準備し、防災避難訓練を実施し、必要な人員の確保についても要求しています。
さらには、意図的な航空機墜落落下などのテロに備え、可搬式の事故対策設備については、同時被害を避けるため、再処理工場から100メートル以上離れた場所に置くこととし、落下にも耐えられる強度・機能が求められることとなりました。
今後も核燃サイクル、とりわけ再処理工場にしめされる新基準をめぐる動向に注意を払わざるをえません。

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