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2013年7月10日水曜日

どうにも止まらない後ろ向きの特急電車

 今日は7月10日(水曜日)です。旧暦だと6月3日です。少し晴れてきたのでしょうか。庭に出てみましたが、椿、乙女椿、辛夷、モクレン、芍薬、石楠花、ドウダンツツジ、オオデマリ、山茶花、ナナカマド、ツツジ、サツキ、バラと言った具合に咲き誇った草木類の花がすっかりあとかたもなく消えていました。いま、めずらしく梅雨が訪れているようです。
 昨日の月曜会は、講師の成田先生の昭和陸軍の軍人たちの話を中心に、小山内、棟方、三国谷、武藤、それにカバの6人でした。それでも、8時過ぎまで討論に花が咲きました。成田先生から、満州事変に始まり、太平洋戦争に突入させた永田鉄山らの軍人たちの思想とその時代背景について解説してもらい、短い時間でしたが検証も試みたのでした。
 今日の日本とアベノミクス後の日本の将来を考える上で、とても参考になる話だったとカバは思いました。成田先生からは、弘前出身で河井寛次郎のただ一人の内弟子であった、自然であるがままの郷土の素材を用い、生活に必要な器をつくったとされる高橋一智についても語ってもらいましたが、小山内さんも高橋一智についてよく知っているようでした。縁は異なものです。
 昨日は朝から日課の「論語一日一章」、「魯迅阿Q正伝日記」を書き、そのあと月曜会の会報第27号の制作に午後5時半までかかったのでした。
 原発再稼働をめぐって、重大事故を想定しての安全対策の新基準が施行となった7月8日以降、すでに再稼働前の重大事故対策基準に適合しているかどうかの審査が始まろうとしている段階で、まだ福島第1原発事故の収束がなされていない段階で、すでに関西電力や九州電力、北海道電力などの5基の原発が再稼働に向けて基準適合審査の申請を行う準備を始めていると報じられています。こうしたなか、六ヶ所村の核燃料サイクル施設の現状とあらたに地下100メートルに坑道を掘り、そこで廃炉廃棄物処分施設の実験が行われていることについても記述しました。
 またレポートでは、6月25日に最終日となった青森市議会の重要案件の採決結果についてもレポートし、4月に再選されたばかりの鹿内市長に対する社民党市議団の対応を不可解で不実なものとして指摘しておきました。
 6月青森市議会の重要案件の採決にあたって、社民党市議団(斎藤憲雄・三上武志・仲谷良子・藤田誠)がとった対応について、①(議案第125号)「青森市役所庁舎整備第一期工事設計業務公募型プロポーザル審査委員会条例の制定ついて」を反対し、(議案第115号.134号)「平成25年度青森市一般会計補正予算」に反対し、「(議案第125号議案部分を削除した)平成25年度青森市一般会計補正(修正)予算」に賛成した明確な根拠とその理由の説明、②(議案第128号)「青森市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」のうち、議員報酬15%削減については、3月議会から譲歩した提案となっているにもかかわらず、今回もまた議案そのものに反対した根拠・理由とその説明、③「(議案第145号)青森市職員の給与の臨時特例に関する条例の制定について」を市長と市職員組合との交渉妥結して確認書締結しているにもかかわらず、交渉の一方の当事者である議員(藤田議員が市職労委員長も兼務)を含む社民党議員団が反対した理由と労使の信頼関係(交渉妥結)に介入したことへの明確な説明、以上の点に関しては内部的にも、公式にも何ら明らかにしないまま、参議院選挙に臨んでいます。
 今回の参議院選挙にあたって鹿内青森市長は、東奥日報の取材に対し、「支持・支援政党はないが、市長選で応援してくれた共産党には頑張ってほしい」とし、市長選の対抗馬を立てた自民・公明両党については、「応援したり、加担するのはあり得ない。人の道に反する」と言っています。  
 カバにはこの「人の道に反する」という市長の言葉は、社民党の4人の市議団に向けられたものではないかと思いました。
 4月の市長選挙で、鹿内市長を応援した勝手連には、社民党を支持する人もたくさんいました。そのなかには、今村修元代議士もいましたし、杉村憲子元市会議員もいました。こうした社民党の先輩たちは、いまの市議団の行動をどう見ているのでしょうか。それでなくても、党勢退潮、存亡の機にあるとき、県都の市議団が人の道に反する行動をとり続けていることに対し、市民にどう説明するのでしょうか。それとも、古村一雄さんのようにもう見切りをつけ、見放してしまっているのでしょうか。6月25日の鹿内市長の無念そうな顔を思い出し、そして7月21日にも予想される福島瑞穂さんの泣き顔と又市征治さんの涙を想像するにつけ、暗澹たる気持ちになるのです。
 2年前の県議会議員選挙の敗北の総括もせず、その一切の責任を奈良岡克也前県議ひとりに全て押し付け、彼に対する執拗ないじめにも似たバッシングを繰り返し、結果的に奈落の底につき落としてしまったことに対し、「人の道に反していた」との反省に立たなければ、何事も前に進まないような気がしますが、この後ろ向きの特急電車はどうにも止まりそうにないようです。

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