5日に青森市議会を傍聴した。社民党・市民の会の海老名鉄芳議員と市政会の木下靖議員の一般質問を傍聴した。海老名議員は、青森市の都市計画問題と浪岡との合併検証問題を中心に市長の見解をただしていた。海老名議員は、青森市の旧佐々木市政時代のコンパクトシティと鹿内市長のマニフェストとの整合性をただすと同時に、市庁舎の建設問題にふれ、庁舎建設を凍結し、当面するマニフェストの未到達課題や国保税への一般会計への補填にあてたらどうかと提案したが、これまでの検討結果を踏まえ、現庁舎敷地内に新築する方向性を改めて示し、具体的には市長選後に建設計画を示すとした。
また合併検証委員会報告のなかで示された住民アンケートの実施問題については、合併の評価感想を求めるべきとの海老名議員の指摘に対し、報告書の内容を精査し、市長は報告書を踏まえ浪岡自治区協議会のなかでアンケートの実施、内容等について協議する方向だということにとどまった。浪岡の合併のしこりが依然残り、合併時の問題も風化しつつある中、浪岡の存在がお荷物とごく一部の旧青森市民の中にあるなかで、合併効果が浪岡側はもちろん、旧青森市側での視点でも総括するべきではないだろうか。分町も視野に入れて、自治区のあり方について、真剣に議論を続けるべきではないか、そんな風に感じた。青森市と浪岡町の合併問題は終わっていない。
木下議員は、指定管理者制度の問題に絞って、とくに油川市民センターの管理運営の指定管理者選定問題で手続き論について細かく追及していた。油川市民センター運営協議会が職員の雇止め問題で労使紛争になり、訴訟費用や賠償金の支払い等の困難により委託料の非精算方式を求めて公募に応じなかったため、結局、市側(市教委)が単年度精算方式から、非精算に転換した経緯とその手続きに瑕疵があったのではないかと市長公室市民政策課の対応と市教委の取扱を厳しく指弾していた。この問題での市長の答弁はなかったが、木下議員は指定管理者制度そのものについての市長の見解を、市長マニフェストの関連で糺すべきではなかったのかと思う。
各市民センターについては、地区町内会で運営協議会をつくらせ、そこに指定管理者制度を適用して指定管理させる方法は市民にとって果たしていいことなのだろうか。直営でやって、管理運営は市職員(臨時職員)で責任をもってやる方がいいのではないか。市長マニフェストにある地域コミュニティとしての(12の市民センターを核とする)自治区を中心とするまちづくりと市民センターの指定管理者委託とは別問題だと思うのだが。
6日は古村一雄県議の一般質問を聞いてみた。壇上で30分、再質問10分という質問時間配分であった。古村県議は時間一杯使った。答弁も三村知事と関係各部長と教育長だけで、両副知事が答弁に立つことはなかった。三村知事は、鹿内市長に比べ、若さといい、歯切れ良さといい、自信満々な姿勢が滲み出ていた。市長選に出ることになった前知事の存在が三村知事の言動に影を落としていたのではないかと思えるほどのはつらつさぶりであった。四期目を目指す意思がはっきり感じられた。

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