昨夜は北の街社のゆかりのある有志で忘年会。斎藤、壬生、喜多村、カバの4男に、未津、千葉、三野.、向山の4女と、ゲストに英明、むさしを迎えての愉しくも哀しさちょっぴりの宴であった。哀しさの一つは、病後いまだ快癒にいたらぬ瓜生師の姿がなかったこと、もう一つは寺山修司記念館から駆けつけた英明が疲れた貌をしていたこと。
カバはノンアルコールで、二次会の最後に友子の階段を降りるまで、ワシントンの通用口で英明とやわらかな握手をかわすまで、最後の一人となって路上にとり残されてから、おもむろに冷たい夜風を頬に受け、重い中古のママチャリのペダルを踏んで、酔ってもいないのにゆらゆらと野良犬のごとく家路に向かい、灯りの消えた西滝川のほとりの家に二十分もかかって漸く着いたのだった。

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