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2012年10月24日水曜日

君子は結婚できない

 孔子は「君子周而不比、小人比而不周」と言って、「人格が完成した君子なる者は、私情をさしはさんで特定の者だけを親しくする小人とは違って、その反対に博く人を愛することができる者でなければならない」と言っています。
 一方、魯迅は「自分が拵えた苦くて酸っぱい酢酸の酒は、当然に他人ではなく自分自らがそれを飲み干すくらいの覚悟が必要だ」と言っています。つまり、自分が撒いた種は、自分で刈り取らねばならない。と言っています。
 もとより、あまねく人を愛することなどできないし、まったく人格などできておらない、その意味では君子とは縁のない、カバとしては、小人は小人らしく、私情をさしはさんで特定の人と親しむ、そんなような生活が理想的だと思います。つまり、人格をみがいて、完成させた君子は、特定の人を愛することができませんから、結婚もできないということになります。

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