カバは今日も事務所に行かなかった。家で二階の書斎から、三内丸山の森を眺め、すじ向かいの家の玄関脇の前庭に咲くチューリップの花を見下ろして、時折、やってくる鶯の鳴き声に耳を傾けて、時を過ごした。なかなか、「エレファント・イアーを飲もう」は進まない。焦ってもしょうがないが、やはり20日の昼までに書きあげられるか心配になる。
インターネットの自動受信の案内に、JRの駅ネットの「とくだ値予約」の配信があったので、19日の仙台行の予約をした。仙台往復新幹線が15%引きで、乗車券と座席指定券で18160円であった。予約決済を完了した。座席も窓際の中央付近と指定した。3時40分に家を出て、実際に発券できるかどうか確かめるために新青森駅に行ってみた。南口駐車場に車を停め、30分無料のあいだに発券をすませるつもりだった。
カードとパスワードを入力するだけで、予約してあったチケットはすぐに発券できた。領収証もすぐにでてきた。これはいい。3:48に入庫して、出庫したのは3:57であった。所要時間わずか9分であった。帰りは、三内霊園の桜をみることにした。霊園の桜はだいぶ散っていたが、まだ花をたくさんつけていた。霊園の桜並木をみて、「桜の樹の下には、死体が埋まっている」と書いた梶井基次郎を思い出した。家に着いたのは、4:06であった。何か、とても得をしたような気持になった。

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