朝早く起きて、8時前に家を出て、新青森駅の南口駐車場に車を置いて、8時23分の新幹線に乗る。七戸十和田や二戸、沼宮内にも停まり、それでも10時22分に仙台に着いた。
青森の大雪で雪は見慣れているが、仙台に降りて路傍や屋根の雪には驚いた。3月だというのにこれだけ降るのは珍しいのだろう。路地ではまだ完全に雪が残っていた。
まもなく、東北大震災・福島第一原発事故から1年がやってくる。あの日、遅い昼食の後、カバは女房と差し向かいで、お茶をのんでいた。まだ、寒さが続いていて、居間の石油ストーブはつけてあった。テレビもつけっぱなしで、ドラマの再放送がながれていた。
あの急な揺れとその後の余震、停電が続く中、懐中電灯とローソクで過ごした一夜。忘れることができない一日だった。そして、翌12日午後3時50分の福島第一原発1号機のメルトダウンによる水素爆発が起こったのだ。12日の午後から15日早朝までの間に、4つの原発すべてが、水素爆発を起こしている。
事故を検証し、今後の放射線被曝の影響などについて、カバは研究会でほぼ1時間にわたって報告した。
大震災後100時間のあいだに、すなわち4度の爆発によって吹き飛ばされ、大気中に放出されたヨウ素、セシウム、プルトニウムなどの核分裂生成物(放射能)と海水を含めて放水された冷却水が汚染され、大量に海水へ放流されているという事実もある。に
この100時間の間に被曝したと思われる成年、青少年、乳幼児、妊婦などの人たちへの影響については、粘り強くしっかりと把握しなければならない。
とにかく、国も事業者である東京電力も、重大事故や仮想事故はおこらないという前提で安全基準をみたしてはいけない。
まもなく1年を迎えるに当たって、きちんと事故の原因を分析し、今後の教訓としなければならない。

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