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2011年8月19日金曜日

光星が準決勝で快勝、深紅の優勝旗を東北へ

 甲子園の準決勝戦の朝、雨の上がった青森は妙に静かだった。甲子園の光星学院対作新学院の試合は午前八時、雨の中を始まった。1回裏、光星学院は連打で2点先取した。3回の表の作新学院の攻撃中、雨が激しくなり、試合はワンアウト、ランナー2塁で、約1時間32分にわたって中断した。
 中断後の試合再開で、センターライナーを中堅のキャプテン川上が好捕、そのあとも主戦秋田が抑えて3回も無得点でしのいだ。3回裏、光星は先頭バッターがヒットで出塁し、次打者のバントで2塁に進んだものの、後続が打ち取られ無得点。
 4回の表、3番から始まった作新学院の攻撃、2死からヒットがでたが、次打者が三振で、この回も無得点。その裏、光星の攻撃は9番から。先頭バッターが内野ゴロに倒れた後、1番の澤が内野安打で出塁。次打者のセカンドゴロの間に、走者は2塁に進み、3番川上は死球で、2死1・2塁のチャンス。しかし、4番田村は大きなセンターフライに倒れ、チャンスをいかすことができなかった。
 5回の表、作新の攻撃は7番から。センター前にクリーンヒット。次打者がバントで送って、1死2塁。その後、三塁ゴロで2塁ランナーがはさまれてアウトで2死。なおも、2塁には打者走者が残ったが、1塁ゴロでスリーアウト無得点。その裏、光星は初回2点タイムリーを放った5番北条だったが、三振に倒れる。ここで、光星は6番金山に代わりピンチヒッターに榎本を送ったが、セカンドゴロに倒れツーアウト。続く、7番の岸本はピッチャーゴロで3者凡退。
 6回の表、作新は2者連続三振で2死。4番はツーアウトからファーボールで1塁に出塁するも、5番が三振で、この回も無得点。その裏、先頭バッターがヒット出ると、すぐにバントで2塁に送る。1死になったところで作新、ピッチャーを大谷から飯野に交代。1番澤はセンター前にヒットで1・3塁。次打者のときにワイルドピッチで2・3塁に。つづいて、今度はパスボールで労せず光星は追加点。走者は3塁に。さらに、ランエンドヒットで2塁ゴロの間に3塁走者が生還してさらに1点を加える。3番川上が四球。4番田村がレフト前ヒットで追加点のチャンスをつくるも、次打者はセンターフライに倒れ、光星がこの回2点を加え、4対0でリード。
 7回の作新は7番の山下からだったが、3振でワンアウトになるも、次打者の鶴田が安打で出塁する。しかし、このチャンスに大谷の打球はセカンドライナーでダブルプレー。その裏、光星の攻撃は先頭の川崎が2塁打で出塁するも、バント失敗で三塁に進めず、8番は再びバントで走者を2塁に進める。2死から9番秋田がセンターに抜けるかという当たりだったが、2塁手に好捕されアウト。
 8回の作新の攻撃は、先頭バッターがスライダーに三振。次打者がボテボテのショートゴロ、2死となってセンターフライに倒れ、この回も無得点。その裏、光星の攻撃は、1番の澤からだったが2球目打ち上げレフトフライで1死。2番の天久はセンター鶴田へのイイジーフライで2死。しかし、3番川上が今大会3本目のホームランでさらに1点追加。川上の当たりはレフトポールにあたる大きなホームランだった。
 5対0となった9回の作新の攻撃は、先頭打者がピッチャーゴロでワンアウト。しかし、次打者がライト前ヒットで出塁。次打者のとき、一塁ゴロがセカンド悪送球となり、1死1・2塁。ここで、作新の山下は2ボール2ストライクから空振りの三振で2アウト。ここで、鶴田は2ストライク2ボールからの6球目、痛烈にライトにはじき返すも、ライトからの好返球で2塁ランナー本塁寸前タッチアウトでゲームセット。
 光星学院は5対0でシャットアウト。青森県代表の八戸の光星学院は、1969年三沢高校が太田投手を擁して以来の決勝進出を決めた。
 さあ、これであすの決勝に向けて、八戸市民の皆さん、どうぞ高速道路を使って、甲子園に応援に出かけてください。そして、光星学院ナインとともに、笑顔で深紅の優勝旗を持ち帰ってきてください。ほんとうに、おめでとうございます。
 ここで、最後に、全市民が国の高速道路無料化を使える被災者証明を発行して、市民の勇気を鼓舞し、元気づけた八戸市の市長をはじめ市役所職員の慧眼と先見の明に敬意を表したい。 そのことが光星学院の快進撃をうみ、東北全体の復興につながる希望の明かりとなったのだから。あれこれ自制するのではなく、一歩前に進める、積極的に利用できる制度は何でも利用し、多くの人が交わり合い、支え合える環境をつくることが行政の使命だからである。

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