7月10日、金曜日の未明です。台風9号が日本を南から襲っています。
孔子がいっています。「深く信じて学を好むこと。命がけで道をみがきなさい。危うい国にはいかないことと、乱れた国には止まってはいけない。天下に道があれば表立って活動していいが、道のないときには隠れなさい。国家に道があるのに、貧乏で低い地位にあるのは恥であるし、国家に道がないのに、金持ちで高い地位でいるのも恥である。」
今の日本、今の青森県、今の青森市に、はたして道があるのでしょうか。道がないのであれば、孔子がいうように、隠れているしかありません。
魯迅は、文学や文学作品を論ずるときに、全篇に目を通すのが最もいい方法で、そのうえで、作者の全人格や置かれている社会状況についても注意をはらう必要がある、といっています。さもなくば、その論は単なる絵空事におわってしまいかねない、ともいうのです。文を論ずるときには、ちゃんと全部に目を通し、さらに作者の人格や社会状況にまで注意をはらわなければ正しく論ずることにはならないといっているのです。
9月6日には谷川俊太郎さんに会えますし、20日には佐藤初女さんにも初めてお会いできることになりました。あと2か月、待ち遠しくもあります。
谷川さんの浪岡王余魚沢の森での子どもたちを対象にした講演会のプロジェクトをすすめるNPO「ういむい未来の里CSO」の理事長の小山内誠さんと一緒に、浪岡事務所を訪れ、工藤清泰新区長に表敬訪問してきました。帰りに県立図書館へ寄って、カードの更新をして、シェイクスピアのリチャード三世、ヘンリー四世、五世、八世を借りてきました。これで、漱石の「倫敦塔」をもう一度精読する材料がそろいました。カバは65歳にして、漸く読書の愉しみがわかってきたような気がします。智を知る愉しみです。

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