カバは青森市で生まれ、高校を卒業するまで18年間、青森市に育った。片親で育ったため、幼稚園には3年も通った。母親は孟母三遷よろしく、市内中心部に借家を借り、棟方志功と同じ小学校へ入学させた。そして、市内の有名中学に進ませるはずであった。
ところが、ベビーブーム世代で、8クラスの小学校の卒業生がその有名中学へ入りきらず、中学校が2校新設され、3分割されることとなった。母は有名中学の学区の借家を探したが、そこは中心商店街であり、国道から北の地区に借家などあるはずもなかった。
結局、カバは操車場の南の中学へ通い、1年半して新しく家を新築して移転した。場所は高校からさらに西へ離れたところであった。
カバは新しい家から三年間、筒井にある高校へ、毎日、自転車で通った。雨の日も、風の日も、雪の日も、ほとんどバスを利用することなく、古川と西滝の二カ所の跨線橋を自転車をこいで渡った。
カバは浜町、長島、三内稲元で18年間生活した。これが、最初の歴史である。

0 件のコメント:
コメントを投稿