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2014年7月23日水曜日

奇跡の勝利の再現を(明日に順延)

 全国高校野球青森大会の決勝戦が今日午後1時から開始される。あいにく雨模様で、試合ができるのか気になるところだが、カバの予想通り、ミラクル旋風を起こしノーシードから勝ち上がった青森高校にはここまできたのだから、どんな悪天候にも打ち勝って、54年ぶりの甲子園の切符を手に入れてほしいものだ。そして、高校野球ファンに夢と希望と元気を与えてほしいものだ。それは、地元青森市民のみならず、私立高校の甲子園出場が続いているだけに、公立高校の甲子園出場を願う多くの人たちの願いでもあるはずだ。青森高校の優勝はそうした願いをかなえてくれるものだと思う。
 思えば7月14日に六戸メイプル球場での二回戦に始まり、三回戦、四回戦と勝っていくにつれ徐々に打力と守備力をつけてきた青森高校は、準々決勝戦を青森市営球場に場所を移し、私立4強の一角の難敵工大一に相対することになった。この時点で、多くの友人たちは、よくぞベスト8に進んだとし、工大一に勝てると予想した人は少なかった。しかし、結果は、後攻めの青森高校は中盤に一挙に6点をあげ、そのまま工大一の追撃を断ち切って6対4で準決勝に勝ち進んだ。
 まだこの時点でも、青森高校のミラクル旋風を信じられない人たちは、準決勝の青森山田戦の勝利を確信した者は少なかったはずだ。カバは選手の底力とクレバーなチーム力はこれまでにない奇跡を起こすと信じていた。青森山田は序盤の2点のリードを背景に、5回から地元出身のエースを投入し、8回まで無安打8三振を奪うなど万全の投手リレーかにみえた。しかも、8回裏4番のホームランまで飛び出し、3点差とした段階で誰しも青森高校のミラクル旋風はついえたかにみえた。
 しかし、9回とてつもない怒涛の攻めが始まる。4番・5番の連続2塁打でまず1点、7番キャプテンの執念の安打で2点目。ここで、8番の二年生が意表をつくセーフティバントを成功させる。このあと9番バッターから2番まで連続打で同点、勝ち越し、そして5点目をとったのだった。
 9回裏、青森山田は反撃に出るが、最後の打者がピッチャーゴロ、ダブルプレーでゲームセットとなった。

 今日の決勝戦、あのミラクルをチーム一丸となって再現してもらいたいものだ。そんな思いで、市営球場へ向かった。天気予報は雨で、午後から激しい雷雨との予報であったが、雲ゆきは怪しくなる一方で、小雨の雨足もつよくなっていた。午前11時球場到着も、スコアボードの電光掲示板に「雨天順延」の表示が目に入り、一日、希望と夢をもちこすこととなった。

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