2013年3月23日は「原発のない福島を!県民大集会」に参加すべく、反核実行委員会のバスに乗車しました。青森市の社会文化センター前を5時45分に出発しました。青森から乗車したのは、下北の2名の他、県平和労組会議の江良議長、県護憲の今村代表ら12名の都合14名でした。
途中、浪岡インターで五所川原・西北五方面、黒石インターで中弘南黒方面、安代インターで三八方面の参加者を順次乗せ、総勢37名、南部バスの組合員の運転手2名をいれ総勢39名の参加でした。
福島市のあづま総合体育館とサブアリーナには地元福島県を中心に、北は北海道から南は沖縄県まで、全体で7千名が結集しました。会場には、社民党の福島瑞穂党首の姿もみられました。
青森県のバスは、予定より30分早く、午前12時には会場に到着しました。会場の1階フロアはすでに地元の参加者でうまり、県外参加者は体育館2階が割り当てられていましたが、2階もほぼ満杯状態で、空いていたのはメーンスタンド(舞台)の背後の二階席だけでした。青森県の参加者は、団体行動をとり、正面バックの向かって左側に陣取ったのでした。
青森県のバスが到着前に、すでに午前11時からのアトラクションの部で、伊達市の霊山太鼓、喜多方市の下柴彼岸獅子、楢葉町の大谷じゃんがら念仏踊りなどの地元のアトラクションが演じられていました。アトラクションを見れなかったのは、普段見ることのできない郷土芸能だけに出発があと1時間早ければととても残念でした。
午後1時からの集会開会時には、一階フロア、二階席の舞台背面の席も全部埋まり、一階席、二階席には立見席も出るほどになっていました。最終的には、隣のサブアリーナの大型プロジェクターに体育館の会場を映し出す二次会場(200席)を設けるほどの盛況ぶりでした。
福島県民集会呼びかけ人の吉岡さんの開会挨拶のあと、主催者を代表して実行委員会の五十嵐委員長が挨拶し、次いで呼びかけ人代表の清水修二福島大学教授が「原発はもうごめんだという思いを共有する7千人がここに集まった」と集会の意義を訴えました。
県民大集会に「さようなら原発1千万人アクション」の共同代表の作家の大江健三郎さんが風邪により欠席となったため、急遽、同会の事務局長であるルポライターの鎌田慧さんが連帯の挨拶を行いました。
鎌田さんは、「われわれは、原発反対に失敗をした。その結果が福島第1原発事故となり、いまだに事故の収束の目途すらたっていない。再稼働などもってのほかで、福島の現状と教訓をもとに原発をすべて廃炉としなければならない」と強く訴えました。
次いで、福島県知事や福島市長、南相馬市長からの連帯のメッセージが紹介されました。
このあと、各界各層の福島県民から訴えがなされました。①篠木弘さん(JAふたば代表理事専務)、②佐藤弘行さん(相馬双葉漁業協同組合理事)、③高野桜さん(この春まで高校生平和大使)、④鈴木邦彦さん(県森林組合連合会)、⑤菅野豊さん(県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長)、⑥大越たか子さん(県外避難者)、⑦平井華子さん(福島の子ども保養プロジェクト)の7人のなかで、高校生平和大使の高野さん、県外避難者の大越さん、福島に残り育児を続ける平井さんの「原発はいらない」という切実な話が会場の全ての人たちの共感を読んでいました。
このあと集会呼びかけ人の藤野美都子さんによる集会宣言読み上げを採択し、呼びかけ人の武藤類子さんによる閉会挨拶で、この日の集会のすべての日程を終了しました。
春の陽気が感じられる会場を後にした青森県の参加者は全員バスに乗り込み、集会での感動を青森の反核燃サイクル・反原発のたたかいへとつなげる決意を共有し交流しながら東北自動車道を北上し、青森インターを経て青森市青柳の社会文化センター前に到着したのは午後10時20分でした。
「原発のない福島を!県民大集会」に参加した39人全員が、この福島県民集会の成功を、何としてもまず、4月6日の「第28回 4・9反核燃の日全国集会」(午後2時から青い森公園)へとつなげることを固く決意して、それぞれの家路についたのでした。

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