三年ぶりに帰省した長男は、この七月にアメリカ合衆国グリーンカードを取得したという。考えてみれば、15年前に立教を卒業してまもなく渡米してカリフォルニアの州立大フレズノ校へ留学してから、早いもので15年経ったことになる。4年で会計学を修め、さらにCPA取得のコースへ進み、E&Y監査法人へ就職してロサンゼルスの事務所で働くことになった。そこで2年間、実務経験をつみながら、何度かCPAを受験するもなかなか合格せず、ようやくギリギリで合格し、その後、カリフォルニア州の公認会計士の資格も付与された。
順調にシニア会計士からマネージャーに昇任したが、あのリーマンショックのあと、解雇される憂き目にもあった。突然の解雇にもめげず、同じロサンゼルスの日系の監査法人に再就職し、ロサンゼルスからニューヨークの事務所に転勤し、シニアマネージャーに昇任した。そして、結婚、孫の真嵩の誕生となった。
グリーンカードは10年有効で、5年後には市民権取得の権利も得るという。当面は永住権だけでいいといっているが、どうなるものやら。

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