17日は朝から雨で、家にいてパソコンをいじりながら、背後のテレビで炎天下の甲子園で行われている高校野球も気になっていた。結局、パソコンのインスツールにも成功し、八戸の光星学院は2:1で辛くも勝ち、19日の準決勝に駒を進めた。もし、19日の準決勝に勝てば、あとは20日の決勝戦である。当然に、八戸市民ならずとも青森市民である野球バカも、19日の午後から高速を飛ばして、大阪まで駆けつけ、深紅の大優勝旗が本県にもたらせられる瞬間をこの目にしようかと思った。
しかし、である。高速道路は、八戸市民、三沢市民、野辺地町民、平内町民、蓬田村民、外ヶ浜町民は無料である。かの地の人たちは、東北、首都高、東名、名神とつないで、丸一昼夜かけて高速を走り続ければ、甲子園まで無料で行けるのに、閑はあっても金がないカバは青森市民であるがゆえに、東北大震災の復興のため、「東北に優勝旗を」の合言葉で、甲子園に行って応援することができないのだ。もちろん、カバは来年6月まで高速道路不使用を宣言している身だ。一般道では、とても一昼夜で大阪までは着けない。しかし、甲子園まで応援しに行きたい人はたくさんいるはずだ。青森市民の多くは指をくわえているしかないのだ。
このことで、はっきりしているのは、いずれにしても、たったこれだけのことで八戸市民の晴れやかな顔とどこかやせ我慢してしかも貧乏性の青森市民の顔が対比されるのである。行政の平等性を市民のために追求するのがなぜ悪いのだろう。
青森市長や青森市役所は、どうしたら市民を勇気づけ、元気づけることができるのか、しかも、市の税金をつかわずにできる方策を考えるべきではないのか。そんなことを考えていると、なぜに青森市だけが明るい話題がないのかと心まで湿っぽくなってしまうのだ。

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