結婚式はチャペルで人前結婚式(両家の親族が立会人となる)を挙げ、カバはモーニング、カバの女房は黒留袖を着た。笹田家・坂本家の双方の親族が皆揃った。千成の監督、マサ監督も列席してくれた。みんなに祝福されて周と小夜さんは結婚証明書を手に入れた。
場所を変え(隣のビル)て21階のスカイラウンジで披露パーティが行われた。カバは余興で宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を朗読し、謝辞では「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし見捨つるほどの祖国はありや」とアメリカにいても祖国と家族と友人のことを忘れるなと二人を諭した。謝辞の途中、孫のハルトから「ジッタン頑張れ」と励まされたのには涙がでるほど嬉しかった。高校・大学の野球部関係の友人、フレズノとロサンゼルス時代の友人も沢山駆けつけれくれた。その中で、元ヤクルトスワローズの三好健介選手と現役の横浜ベイスターズの早川大輔選手も来てくれた。幸せな男である。
結婚式は無事終わった。あとは、新婚旅行へ20日グァムに行く前日の今日、4人で「はとバス」に乗ることにした。
夜は香とその友人の「おーい中村君」を招いて、渋谷道玄坂の焼鳥屋で6人で食事をすることにした。一緒に上京した三男の翔は朝飯のあと司法書士の模試を受けると行って先に出て、夕方の電車で一足先に青森へ戻ることになった。仕事でこれなかったのは、周の従弟の石岡真史だけだった。

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