2010年4月4日日曜日
「竹内徳亥の欧米旅行日記」を読んでいます
女房の親友の宮園真理さんの祖父の竹内徳亥さんという元満州国の高官だった人が昭和3年に欧米を旅行した時の紀行文が東奥日報に掲載されています。それを図書館で発見した真理さんのお父さん(竹内伸太郎さん;元青森県立図書館長)が、徳亥さんの没後50周年を記念してまとめられたのが「竹内徳亥の欧米旅行日記」です。私は、いまこの本を読んでいます。敗戦後、昭和21年新京で裁判中に暴動に遭い、射殺された竹内徳亥さんは、弘前出身で仙台の旧制二高から東京帝国大学法学部を卒業した官吏で、樺太から満洲に赴任して、奉天省次官までした人のようです。不慮の死を遂げられなければ、日本の戦後復興に大きな役割を果たしたであろう人物であることが、この本を読んで感じられます。私の知人の祖父に、こんなにもすごい人がいるのだと、びっくりしています。岩井克人教授の「貨幣論」を昨日から読んでいるのですが、参照する「資本論」の意味がわからず、四苦八苦しているうちに本棚に見出した本でした。当時、出版社に勤務していた真理さんの夫の宮園真木さんの協力もあって、この本は平成5年に出版されたものですが、なんと17年間も本棚に飾ってあっただけでした。この本を手にする余裕ができただけでも、この週末の3連休の収穫でした。しかし、「夏の螢」の執筆は杳として進みません。
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